『 PinT でんき』VS『東京電力』30A契約で一人暮らしの電気料金対決

生活

引っ越しに合わせて、どの電力会社するか考えてみませんか?

実はどの電力会社で毎月の電気料金はずいぶん変わります。

私は令和6年4月にエイブルで賃貸契約した際に勧められるまま『PinTでんき』を申し込みました。申し込み時は電気代が安くなると勝手に思い込んでいたため、今回実施した試算検証には自分自身が驚愕しております。

試算結果は『東京電力』が安い!

この試算結果で自分の電気使用量を把握し、結果的に『PinTでんき』から別の電気料金に乗り換え、毎月の電気料金を下げることができました。

にゃん太
にゃん太

電力会社によって毎月の電気料金が変わります。

まずはご自身の毎月の電気使用量を把握しましょう。

ゆきちゃん
ゆきちゃん

せっかくの機会なので今回考えてみようかしら

30A契約で『PinTでんき』と『東京電力』の電気料金及びポイント制度について詳しく解説します。

『PinTでんき』とは?

『PinTでんき』は、2018年に設立された株式会社PinTが提供しているサービスです。

東京電力エナジーパートナー株式会社の100%持分会社です。エリアは日本全国(沖縄と一部離島を除く)で電気以外にも『PinTガス』も展開しています。

6年10月『株式会社PinT』ホームページより

 あまり耳にすることのない会社ですが、エリアは全国なので引っ越しの場合でも問題なく継続して契約できそうです。

『PinTでんき』vs『東京電力』

電気料金とアフターサービスについて比較してみたいと思います。

①電気料金

月々の電気料金の計算式は、どの電力会社も同じです。

「基本料金」+「従量料金」ー「燃料費調整費」+「再生可能エネルギー発電促進賦課金」

再生可能エネルギー発電促進賦課金は電力会社に関わらず同額です。そのため、「基本料金」「従量料金」「燃料費調整額」で違いが出ます。

それぞれの会社で「120kWh」「145kWh」「300kWh」の3パターンで電気料金を試算してみます。(6年10月現在)

『PinTでんき』30Aで試算

『PinTでんき』120kWh145kWh300kWh
基本料金(1契約あたり)772.20円772.20円772.20円
従量料金※41.13円 4935.60円5963.85円12339円
燃料費調整額※10.37円△1244.40円△1503.65円△3111円
再生可能エネルギー発電促進賦課金※3.49円418.80円506.05円1047円
合計4,882円5,738円11,047円

※1kWhあたり

『東京電力』スタンダードB「30A」で試算

『東京電力』120kWh145kWh300kWh
基本料金(1契約あたり)935.25円935.25円935.25円
従量料金 ~120kWhまで
従量料金 120kWh超~300kWh
29.80円
36.40円
3576円
0円
3576円
910円
3576円
6552円
燃料費調整額※6.17円△742.8円△897.55円△1857円
再生可能エネルギー発電促進賦課金※3.49円418.8円506.05円1047円
合計4,187円5,029円10,253円

※1kWhあたり

評価

電気料金は計算上、東京電力』が700円ほど安い。ただし400kWh付近で逆転する。

②アフターサービス

『PinTでんき』によれば、停電などによる不具合が発生した際は、東京電力パワーグリッドに連絡するようになっています。

これは東京電力に契約された方も同じなので、どちらで契約していても問題ないと思います。

評価

どちらの変わらない。対応先は同じ。

③ポイント制度

両社ともポイント制度があります。

『PinTでんき』のポイント制度

利用料金に応じてポイントが付き、そのポイントを使って、毎月の利用料金を減額させることができます。

  • 5,000円までの100円につき    1pt
  • 5,000円をこえ20,000円までの100円につき    3pt
  • 20,000円をこえ50,000円までの100円につき        5pt
  • 20,000円をこえ50,000円までの100円につき        5pt
  • 50,000円をこえる100円につき     7pt

 例えば、料金が1万円の場合は、50+150で200ポイントがたまります。

『PinTでんき』のポイント制度

毎月1回以上「くらしTEPCO web」にログインすることで、契約1件あたり50ポイントがもらえます。

たまったポイントは、Vポイント、Pontaポイント、nanacoポイント、WAONポイント、dポイント、Amazonギフトカード、PayPayマネーライトなどに交換できます。

長期間利用することで、毎月のポイントが増加します。

例えば、利用継続年数が5年を超えると、毎月最大50ポイントが追加されます。

評価

『PinTでんき』の方が多くのポイントを獲得できる。

まとめ

結論
  • 一人暮らし(使用電力400kWhまで)の電気料金は『東京電力』が安い
  • 『PinTでんき』はポイントは電気料金の支払いにできる。

電気料金に差が出た要因は、『PinTでんき』は電力使用量に関係なく一律の41.13円である一方、『東京電力』は300kWhを境に高くなる料金設定です。

そのため、『PinTでんき』は使用電力が少ない一人暮らしは割高になってしまいます。

ポイント制度は電気使用料金に応じて貯まる『PinTでんき』の方が貯まりやすくなっています。また、毎月の電気料金の支払いに使用できるのがポイントです。

私もこの結果を踏まえて電力会社を乗り換える決意をしました。皆さんもご自分の電気使用量と生活スタイルにフィットした契約をご検討してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました